気づいたらオレはなんとなく夏だった
数年に渡って文書の捌け口にしていたFacebookをふと気づけば一年くらい更新していなかった。
Facebookの何が悪いわけではない。
私の仕事が忙しく文書を書く暇がなくなり、なんとなく距離が開いてしまい、なんとなく更新をやめた、という程度の理由だ。
Facebookはえらい。
この一年、それでも通知を辞めない。
「この人あなたの友だちじゃない?」
「友だちが久しぶりに更新したよ!」
「今日はあの子の誕生日だよ!」
毎日なんらかの連絡をくれる。
一方で、、、
ストレスの捌け口にしていたガールズバーにふと気づけば3ヶ月くらい行っていない。
それまでは一週間に一度は顔を出していた。
女の子が悪いわけではない。
私の仕事が忙しくガールズバーに行く気力がなくなり、なんとなく足が遠のき、なんとなく行くのをやめた、という程度の理由だ。
ガールズバーのガールは冷たい。
最初の1ヶ月はLINEが頻繁に入った。
「今週は月、水、金でいるよ!」
「髪切ったから見に来てほしいなー」
「次いつ来てくれるー?」
最初は返事をしていたが、めんどくさくなって返事をしなくなった。
すると2ヶ月目からLINEが来なくなった。
それはそうだ。
Facebookは無料コンテンツだけど、
ガールズバーは有料コンテンツだ。
課金しなければサービスは終わるのだ!
課金しなければあのガールはいないのだ!
実際にあんなガールはいなかったのだ!
透明だ!透明だったのだ!
そんなあの子は透明少女!
それでは聞いてください!
NUMBER GIRL「透明少女」
いいなと思ったら応援しよう!
都内の大手企業子会社の係長
35歳 メガネ