砂漠
伊坂幸太郎の小説「砂漠」はキラキラしている。
大学生の男女の青春群像物語。
確か社会人一年目に初めて読んだ。
その時は少し前の自分に重ね合わせて少しセンチメンタルになった。
36歳になり久しぶりに読み返したら、「クソッ!若い!ズルい!」と嫉妬するほどに眩しかった。
物語の中で主人公の一人が麻雀に出かける場面がある。
行き先を尋ねられて主人公は「中国語と確率の勉強」をしに行くと返答する。
ハイ!オシャレ!
さっき「自分と重ね合わせて」みたいなこと書きましたが、こんなオシャレじゃなかったです!
表現に語弊がありました!申し訳ありません!
謹んで訂正致します。
なぜ「砂漠」を読み返したかと言うと、最近一ヶ月に一回のペースで仲のいい同僚と麻雀をしているからだ。
中堅社員4人がいわゆる「5時半ダッシュ」をかまし、雀荘にむかう。
もちろん事務所を出る時間を微妙にズラす。
雀荘のビルの一階のセブンイレブンで待ち合わせをし、お菓子を買って雀荘にむかう。
11時くらいまで上司の愚痴をこぼしながら麻雀を打つ。
勝ったヤツにラーメンをタカり、終電で帰る。
なんだ、十分青春じゃないか。
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都内の大手企業子会社の係長
35歳 メガネ