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Mind Mapの達人④〜コンセプトマップとかとの違いって何?〜

「コンセプトマップやフィッシュボーンとどう違うの?」

これもよく聞かれることですが、一言で言うと、イメージを必ずしも必要としない論理重視の整理法という感じでしょうか。マインドマップはイメージをとても重要にしています。そしてマインドマップは非常に汎用性が広く様々なことに使うことができます。何もアプリが入っていないiPadって感じで、始めて使う人は何をしていいかわからなくなることがあります。正直私もそうでした。それに対して、コンセプトマップやフィッシュボーンは、用途が明確であり、始めて使う人でも比較的スムーズに結果を出すことができます。
マインドマップを使いこなしている人(記憶術・アイデア発想・記憶を引き出すことなど様々なことに利用できる人)は、コンセプトマップやフィッシュボーンを描くことはできますが、逆に、コンセプトマップを使いこなしている人は、マインドマップをかけるとは限らないと言うことです。理由は、何度も言うように、マインドマップはイメージを活用する思考術だからです。

## コンセプトマップとは
その名の通り、概念地図であり、論理的な繋がりでアイデアなどを視覚化していく方法です。教科書で勉強する場合、論理的にまとめられているので、目次などを利用し教科書の構成をコンセプトマップでまとめ、その後、教科書に書かれている文章をさらに構造化することで、理解も進むし記憶もしやすくなります。そう言う意味では、学習に最適なメソッドです。

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## フィッシュボーンとは
コンセプトマップを、問題解決を主な目的にし、因果関係や具体化などに絞る込むことで思考しやすくしたものです。

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どちらが優れているの?と聞かれることもありますが、どちらも優れています。両方を使いこなせるのが以下と思います。
マインドマッパーの人は、ぜひコンセプトマップやフィッシュボーンをやってみてください。コンセプトマップの手法をマインドマップに入れるとさらに記憶しやすくなります。それはイメージを使っているから!イメージを使うと記憶したことが比較的楽に思いだすことができます。これについては、イメージと記憶をまとめますのでそちらをご覧ください。
フィッシュボーンの型は、問題解決を行う際には、非常にわかりやすく、マインドマップにそのフレームを利用することでマインドマップ思考術のレベルが格段に上がると思います。

KJ法やビジネスのフレームワークなど、様々な思考法が存在しています。それぞれどんなときにどのように使うかがわかれば、私たちの生産性は確実に上がると思います。マインドマップはイメージという人間本来の言語に着目したという点で画期的なのですが、他のものと比較できるものではないと思います。ただ、マインドマップを使うと、イメージ領域を使うことに慣れるので、脳のトレーニングとしてもいいかな〜と感じています。

今回も読んでいただきありがとうございます。


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