五年は使い倒したい
先日まで使っていたタブレットが急にシャットダウンしたり動画が止まったりと不具合を連発するようになったので買い替えを検討していた。
ちょうど先日Amazonでセールをしていたのであれこれと商品を見比べてみた。
たくさんのメーカーから色々な価格帯でタブレットが売られており目移りしてしまった。
予算の都合でリンゴマークの高級タブレットには手が届かない。
性能はお墨付きで何でもできますよと魅力的な事が書いてあるがいかんせん高すぎる。
そこで残る選択肢はアンドロイドタブレットかAmazon独自のfireタブレットである。
今回調子が悪くなったのはfireタブレットで、もう三年間使い倒していた。
八インチの手のひらより少し大きなサイズの一品だったが私の荒々しい使い方によく耐えてくれた。
主にkindleで本を読むかプライムビデオを見るのに使っていたがアプリに不具合が出るようになってからは立ち上がるまでに三十秒以上かかるようになってきた。
しかも途中で画面が途中で止まるので質が悪い。
こういう時の臨時の解決方法としては再起動という手段があるが、何度も試してみたが効果はあまりなかった。
アプリがたくさん入っていると容量を圧迫するので遊ばないゲームアプリとか無駄なものをすべてそぎ落としてシンプルにしたがそれでも改善はしなかった。
最終手段として初期化も試みたがこれも効果は薄かった。
タブレットの寿命は二年から三年と言われているので仕方が無いかと思って新しいものを買う事にした次第である。
Amazonのセールのページには何十種類ものタブレットが並んでおりどこかで聞いたことあるメーカーの物やそもそもメーカ名の書いていない怪しいものが玉石混合で並んでいた。
そこで一旦セールページを離れてインターネットでおススメタブレット情報を検索してみた。
すると今はアンドロイド14が最新型である程度の性能が担保されているという事だった。
そうなると次は予算との相談である。
一応三万円を上限に考えていた。
国産品はOSのバージョンもあまり新しくないし予算オーバーなので除外。
そこで中華製製のタブレットを重点的にチエック。
聞いたことのないメーカーは候補から外して知っている所の商品をピックアップ。
最終的に候補は三つに絞られた。
どれも一長一短があったが最後に選んだのはセールで七千円引きだったものを選んだ。
前から知っているメーカーだったし一年保証がついているのも気に入った。
なのでそれをカートに入れてポチリ。
翌日の夕方には届いたので初期設定をして早速試運転してみたが快適に動作する。
メモリがこれまでの二倍になったので体感速度はサックサクだった。
まだあまりじっくり触っていないが十インチと若干サイズアップしたので本も動画も見やすくなった。
新しいおもちゃとしてしばらくはいじり倒したい。
乱暴に扱って壊さないように赤子をあやすように触りたい。
おーよしよしいい子だいい子だ。
そんな事を考えながら昨日の晩御飯のお話しを。
昨日はのんびりしすぎて時間が遅くなったので簡単に。
豚肉のこま切れを細く切る。
玉ねぎを細切り。
もやしを水洗い。
うどん玉をレンジで二分チンする。
下ごしらえが終わったので副菜を作る。
厚揚げを四等分に切ってトースターでこんがりと焼く。
大根おろしを作って焼けた厚揚げに乗せたら江戸の伝統のおつまみ雪虎の出来上がり。
後は白菜があったので塩で揉んで水気を切ったら梅昆布茶を振りかけて即席の浅漬けの完成。
ではメインを仕上げていく。
フライパンにうどん以外の具を入れて油を薄く敷いて火を点ける。
豚肉に火が通って全体的にしっとりしてきたらうどん玉を加える。
すかさず酒をたっぷり入れて麺をほぐす。
味付けはお好みソースとウスターソースとオイスターソースのソース三兄弟。
塩こしょうで味を調えて仕上げに鰹節を振ったら特製焼うどんの一丁上がり。
まあ、こんなものでしょうと思いつつ妻を呼ぶ。
いただきますをして食べ始める。
昨日は休肝日。
まずは浅漬けから。
梅昆布茶の風味と白菜のショリショリした食感がいい。
これは日本酒かなぁと思ったがガマンガマン。
次に雪虎を食べる、醤油を回しかけて食べると大根おろしのおかげで厚揚げがさっぱりと食べられてなかなかいい。
江戸っ子は洒落たものを食べていたのだなと遠い過去に思いをはせてメインの焼うどんに。
ソースを三種類使っているので味に深みがってよかった。
ちょっといい出来で嬉しくなった。
妻も美味しいねぇと言いながらツルツルとすすっていた。
あ、ぬか漬けを出すのを忘れたと思ったがまあたまにいいかと思う事にした。
パクリパクと食べて丁度いい腹具合でご馳走様。
後片付けはラクチンだった。
それにしても新しいものを買うとテンションが上がりますね。
これまで我慢してきた物欲が爆発するきっかけになりそうでちょっと怖い。
今はちょっと新しい車が欲しい…と言ったら妻にどこにそんなお金があるのと鼻で笑われた。
むむむ、ぐうの音も出なかったのでもっと稼がねばと思った次第。
どこかでワシの財産を譲っちゃろうというご老人と知り合いになれないかしら。
ああ、でも遺産相続ってめっちゃ面倒くさそうですよね。
全然知らない親戚とかがしゃしゃり出てきたりして。
お金持ちにはお金持ちの苦労があるんでしょうなぁ。
庶民には遠い世界であります。