老いるショック
今日の朝立ったまま靴下を履こうとしてバランスを崩してヨロヨロとつんのめってしまった。
これまではそんな事は無かったのに足腰が弱ってきているのか平衡感覚が衰えてきているのかちょっとショックだった。
他には何にもない平らな地面を歩いている時につまずいて転びそうになる事はわりとしょっちゅうある。
ちょっとした段差がある時なんかは意識をそこに集中してよっこらしょうと乗り越える事に必死である。
これでも若い頃は体力自慢だったのでガードレールなんかを危ない刑事ばりにヒョイと飛び越えるのなんてお手の物だった。
階段も二段飛ばしや三段飛ばしで滑るようにスイスイ昇っていた。
それが最近はもうてんで駄目である。
階段を昇る時はまだどうにかなるのだが降りる時は足の動きが上手い事ついていかずに転げ落ちそうになる。
なので階段を使う時は必ず手すりを持つか壁に手を当てて慎重に降りるようにしている。
私も今年で48歳なので肉体面での衰えをじわじわと実感している。
眼は結構前から老眼で小さい文字はお手上げだし、膝や腰は少し身体を動かしただけで違和感を感じるようになった。
このままではいかんと思いつつ三か月前から体力アップを兼ねた筋トレとダイエットをしている。
筋肉はおかげさまで少しついてきて一体どこまでせり出すのかと不安になっていたお腹のでっぱりも微妙に減った。
何よりベルトの穴が一つ小さくなったのが成果を物語っていてちょっと嬉しい。
体力は多少は戻ってきているとは思うのだが前述した加齢による衰えはいかんともしがたい。
私はもともとバランス感覚はあまり良くなくお風呂場でおパンツを履く時なんかも片足を上げるとおっとっととよろけることはあった。
ああ、これが歳をとると言う事なんだなと少し切ない気持ちになっている。
そうそう、これまで何度か書いてきていたが私は鼻毛以外に白髪が無いのが自慢だと吹聴していたが先日とうとう髪の毛に白いものを見つけてしまった。
鏡を見ていてあれ?これってもしかして思って抜いてみるとキラキラと白い毛が華麗に輝いていた。
おお、とうとう来たかと衝撃を受けた。
この歳まで毛染めもせずに黒々とした髪の毛を誇っていたのにこれからはどんどん白いものが混じるのだろうなと思うと何とも言えない気持ちになった。
50歳といえばもう初老であり、体はどんどん無理が利かなくなるお年頃である。
それに抗うために必死で筋トレをしている。
多少でも老化を遅らせて人から若いですねぇと言われて悦に入りたいなと思う。
歳をとることは当たり前の事なので仕方がないと思うがそれを理由に老け込むにはまだ早い。
当面の目標は西島秀俊さんのようなイケオジになりたい。
西島さんもおパンツを履く時につんのめっているのだろうか。
だとしたらちょっと微笑ましいし勇気ももらえるのだが。
そんな年齢の事を考えながらも昨日の晩御飯のお話しを。
昨日は道の駅で買ってきた地元ブランドの豚肉をメインに。
切り落としだったので塩コショウをして片栗粉をまぶしておく。
ピーマンを種とヘタを取って細切りに。
フライパンに油を敷いて火を点ける。
そこに豚肉を入れて炒める。
味付けは酒とみりんとオイスターソース。
途中でピーマンを加えてしんなりするまで火を通したら豚肉とピーマンのオイスターソース炒めの完成。
副菜はシメジの石突を落としてバターを一欠け乗せてレンジでチン。
味付けは醤油とレモン汁。
これでシメジのレンジ蒸しの出来上がり。
もう一品はキャベツを手でちぎって水に晒してパリッとさせる。
水をしっかりと切って塩昆布とごま油と揚げ玉を合わせて無限キャベツの一丁上がり。
汁物はズッキーニのみそ汁。
漬物は人参。
おし、出来た出来たと思いつつ妻を呼ぶ。
いただきますをして食べ始める。
昨日も休肝日、ここのところ飲まない日の方が増えてきて我ながら大変エライと自画自賛したくなる。
まずはぬか漬け評議会。
人参を半分に割って漬けたのでやや漬かり過ぎだった。
わりとしょっぱかったので65点と辛めの採点とする。
ではおかずを食べる。
早速メインのオイスターソース炒めを。
豚肉に片栗粉をまぶしてあるので柔らかくてパサパサしていない。
オイスターソースのコクのある旨味が何ともいい塩梅。
ピーマンのショリショリした食感と苦みもよく合っていた。
妻もこれ良いねと言ってモショモショ食べていた。
次にシメジのレンジ蒸しを。
これはヘルシーでバターの風味が頼もしくてレモン醤油がバッチグー。
何よりローカロリーなので罪悪感なく食べる事が出来る。
無限キャベツはもう間違いない味、揚げ玉のコクと香ばしさがいい仕事をしていた。
みそ汁もちゃんと飲んで腸活を怠らない。
ゆっくりと食べて満腹になる前にご馳走様。
片づけをしてお風呂に入ってちょっと夜更かしをしておやすみなさい。
最近朝は目覚ましよりも早起きなのだが眠さはあまりない。
体の衰えでもう一つあるとすれば歯の調子があまり良くない。
何を食べても歯の隙間に物が挟まって難儀する。
これも歯茎が衰えてきているのだろう。
爪楊枝は先発とリリーフの二本体制が必須である。
なるべくアンチエイジングをして今よりも体力を落としたくない。
芸能人の方の様に見られる仕事をすればいいのかしら。
もっとも私のような冴えないオッサンを見たいなんて奇特な人もいないでしょうがね。
noteでも顔出しは恥ずかしくて出来ませんっ!