緊急ミッション!黄色い悪魔を倒せ。
今日は朝からどんより曇り空の一日。
いつも通り早朝に起きてニュースを読んだりした。
そのうち出かける時間になったので駐車場に行くと頭の上にブーンと何かが飛んできた。
思わず首をすくめてそれをかわすと正体は蜂だった。
ムムム、と思って飛んできた方向をよく見てみるとカーポートの上にソフトボールサイズの巣があった。
あちゃーと思って遠くからしばらく見ていると巣の周りに結構な数の蜂が飛んでいた。
どうやらアシナガ蜂らしく後ろ足がいやらしく伸びていて危機感を持った。
何分朝の忙しい時間だったのでとりあえず妻に刺されないように注意してねと言ってそのままにして出かけた。
我が家は割と海沿いに建っているので本来ならばあまり蜂が巣を作ることはないはずなのだが毎年どこかに知らず知らずのうちに立派な巣が出来ている。
いつも蜂のトラブルの時に駆除を頼んでいる業者さんに連絡をしようかと思ったが一回につき諭吉さん一枚となかなか高価な代金を取られるのでどうしたものかと思案した。
妻は蜂が大の苦手なので早くどうにかしてと言う。
うーんスズメバチじゃないから自分で駆除してみるかと思い立った。
そこで帰り道にホームセンターに立ち寄って蜂専用の強力殺虫剤と軍手と麦わら帽子を買ってきた。
帰宅してまずは芋ジャージにダウンジャケットとボアのズボンをはいて軍手と麦わら帽子を装備した。
それから防御用の団扇とハチの巣を落とすために高枝切りばさみを用意していよいよ駆除開始。
まずは殺虫剤をバシューッと噴射!
巣の中から蜂がどんどん出てきてパニックになっている。
それでもしつこくスプレーをかけ続ける。
あたりは殺虫剤の煙でモウモウとしている。
何匹かの蜂がこちらめがけて攻撃を仕掛けてきたが団扇で叩き落す。
しばらくして蜂の反応が鈍くなったので高枝切りばさみで根元をチョキンと切り落としてすぐにビニール袋に入れた。
それから口を縛って足で思い切り何度も踏んだ。
巣が粉々になったのを確認してミッションは完了。
事前に準備をしっかりしたのでどこも刺されなかった。
巣の入ったビニール袋を二重にしてフタのついたごみ箱に入れた。
時間にして五分もかからなかったが緊張感がありヒリヒリした時間を過ごした。
スズメバチ以外の蜂ならばどうにか出来るかなと小さな自信がついた。
いやぁ駆除出来てよかったと思いつつ昨日の晩御飯を振り返ってみる。
昨日はお出かけをしたのでついでに買い物をして帰った。
昨日のメインは鶏のささ身。
筋を包丁で切り取る。
斜めに薄く削ぎぎりにして軽く塩コショウを摺る。
それを溶き卵にくぐらせる。
キャベツを一口サイズにざく切り。
フライパンに油を敷いて火を点ける。
温まったらささ身を入れて軽く炒める。
そこにキャベツをドサリと入れてしっかり熱を通す。
味付けは酢と塩と砂糖。
全体に味が馴染んだらささ身とキャベツのさっぱり炒めの出来上がり。
副菜はオニオンスライスに卵黄を乗せたもの。
仕上げに鰹節を振ってポン酢を回しかけて完成。
汁物は卵の白身のかきたま汁。
つまみにチーズを用意してお手軽晩御飯の一丁上がり。
妻を呼んで晩御飯にする。
昨日のお酒はビールでスタート。
プップシュとプルタブを起こしてグラスにトックリコトックリコと注ぐ。
かんぱーいと言いながらウグウグウグウグウグと一気飲み。
喉の奥がキューッと締まって全身がフルエル。
んービールの美味しい季節になってきたなぁと言いながらチーズをつまむ。
早くも二本目のビールを開けてキュキューッと飲む。
それからオニオンスライスの卵黄を崩してよく混ぜてパクッと
食べるとちょっと辛みがあってショリショリした食感が楽しい。
新玉ねぎの時期もそろそろ終わりだなと思いつつ大切に食べた。
ではメインのささ身に狙いを定める。
ささ身とキャベツを一緒に掴んでお口に。
モグッと食べるとささ身は卵の効果で驚くほどジューシーで柔らかい。
キャベツも甘みが十分に出ており春野菜の実力を遺憾なく発揮していた。
お酢が味の決め手だがしっかり炒めたのでツンツンとしたトゲは無くさっっぱりしてスルスルと食べることが出来た。
砂糖を大目に入れたので甘みもあってお酒が進む味だった。
何よりささ身はお安いんのでお財布にも優しいメインディッシュだった。
二人でパクパク食べて腹八分目でご馳走様。
罪深いことに食後のデザートにアイスを食べてしまった。
昨日は甘いものをお昼に沢山食べたので明らかなカロリーオーバーだがチートディという事で都合のいい解釈をした。
今日からまたカロリーを少しだけ意識した晩御飯を作りたい。
さぁて今日は何を食べようかな。
妻のリクエストも聞いてみますかね。
たいていはハンバーグ!というワンパクな答えが返ってくるのですが。
買い物無しでどうにかしてみようかしら。
卵があるからあれをこうして、これをああして…。
まぁあるもんでどねぇかするっちゃ。
じゃあの。