残尿感のある給油
車のガソリンがそろそろ減ってきたので給油に行ってきた。
馴染みだったガソリンスタンドが先日惜しまれながら閉店してしまったので今日は初めての所に足を運んだ。
これまでは車で五分の所にスタンドがあったので気楽だったが、新しく通う事になりそうなお店までは倍の時間がかかる。
そこはセルフスタンドでいつ通りがかっても結構混んでいる。
入口付近に電光掲示板でガソリン代が大きく表示されていた。
一リットル当たり１７５円と決して安くはない。
ガソリンの高騰は世界情勢やら何だか面妖な税金の取り方に原因があるとはいえ高くなったなぁと思うのが庶民の正直な感想である。
もう少し遠出すると有人のガソリンスタンドがあるのだが、私は以前このお店で大変不快な思いをしたので二度と利用する気はない。
何をされたかと言うとエアコンのガス交換を頼んだらエアコンフィルターとワイパーのゴム交換とエンジンオイルの交換、その他の整備を勝手にやられて高額な料金を請求されたのである。
その時に頼んでいないものにはお金を払わないとよと突っぱねればよかったのだがまだ若かった私にそれを伝える度胸がなく、泣く泣くカードを使って支払いをした苦い思い出がある。
後で聞いたらそのお店は有名なぼったくり店で騙される方が悪いというよな悪徳ガソリンスタンドだった。
もうそんな思いをするのはこりごりなのでセルフスタンドが普及しだしてからはもっぱらそちらを利用するようになった。
でもって話は今日に戻って初めてのスタンドに行ってみた。
日曜日なのでさすがに混んでいる。
順番待ちの車列に並んで車が進んでいくのについていった。
しばらく待っていると自分の番になったので車を給油機に近づけた。
始めて操作するタッチパネルだったが分かりやすく戸惑うことなくスムーズに給油までこぎつけた。
静電気除去シートに触って給油キャップを開けていざガソリンをトクトク。
レギュラーガソリンのレバーを引いてガソリンを入れようとした。
普通なら自動で給油されて溢れそうになったら勝手に止まるものだが、どうしたものかこの給油機はレバーを引く度にカクンと給油が止まってしまう。
あれ？と思いつつ何度か試してみたがちょろちょろッとガソリンが出た後にカクンとレバーの手ごたえが無くなる。
これの繰り返しでいつまで経ってもなかなか終わらない。
ううん、困ったなぁと思ったがレバーを引く強さをソフトタッチにしてじわりじわりと給油した。
そのうちにタンクから溢れそうになったので慌てて止めて給油機にノズルを戻した。
それからお釣りの清算でも不慣れでオタオタしたがどうにか給油に成功した。
それにしても何で普通に給油できなかったのか疑問が残る。
かといってインチキスタンドに足を運ぶのは嫌だし、ちょっとした給油難民になりそうである。
たまたま今回だけそういった不具合があっただけだと思いたい。
いやはやガソリンを入れるだけなのに何だか気疲れしてしまった。
そんな私の昨日の晩御飯がこちら。
冷凍庫にもつがカチンコチンに凍っていたのでもつ鍋にすることにした。
早めに冷凍庫から出して自然解凍。
キャベツをざく切り、ニラも適当にザクザク。
出汁は醤油と白だし、麺つゆ、みりん、にんにく、鷹の爪でちょっと濃い目に味付けした。
副菜は残り物の豚肉とひらたけのおろし煮とぬか漬け。
鍋は支度が簡単だから素晴らしい。
妻を呼んでいただきます。
鍋が沸騰するまでぬか漬けでビールをツイッ。
二日間漬けたキュウリだったのでいい塩梅だった。
残り物もつついていると鍋が沸いたのでもつから入れる。
その上にキャベツ、ニラをドサリと乗せて煮えるまで待つ。
もつはわりとすぐに火が通るのでサッと掬って口に運ぶ。
クニクニとした歯ごたえとトロトロの脂が一緒になって噛めば噛むほどに味が出てくる。
結構長い間冷凍庫に仕舞っていたが冷凍焼けもしておらず良好な味わいだった。
もつの脂をまとったキャベツとニラがまたシャクシャク、ショキショキと歯ごたえが良くて箸が進んだ。
後はもつを足しながら野菜も追加してゆっくりと鍋を楽しんだ。
ある程度食べてお腹が七分目になった頃に締めのマロニーちゃんを入れて煮込んで食べた。
いったんご馳走様をして後片付けをしてデザートにシャインマスカットを食べた。
シャインマスカット自体を単体で食べたのは初めてだったが甘さがとても濃厚で香りも芳醇で美味いものだなと思った。
最もそんなにお気軽に変えるお値段ではないのがネックではあるが。
気候が良くなってきたのでフルーツの時期である。
次は梨を狙いたいな。
ガソリンスタンド、皆さんは有人派？セルフ派？
ああ、気軽に給油できる普通のガソリンスタンドに出会いたい。
今日の私は絶対挙動不審だったと思う。
オロオロ、オタオタ。