謎の無限ループ
昨日はちょっとしたお祝いで久しぶりに妻と夜のお出かけ。
何が食べたい?と聞いてみるとお寿司!というので近所のお寿司屋さんに行ってみたら月曜日は定休日でやっていなかった。
どうする、他のものにしようかと聞くと魚が食べたいというので車を走らせて回転寿司屋さんに行った。
平日なので待ち時間は無くてスムーズに着席できた。
注文のタッチパネルを妻に渡すと躊躇なく生ビールを注文していた。
昨日の外食の趣旨は妻の推しのアイドルの誕生日祝いだったので飲まない訳にはいかないでしょうというのでそりゃそうだねと言って私はお茶を淹れた。
妻はつまみなるようなフライドポテトやたこ焼きを頼んでいた。
私はまずはイカから食べようと三種盛というの頼んだ。
それと回転寿司に来たら必ず食べる茶わん蒸しを。
妻は大好きなサーモンアボカドを注文していた。
すぐにお寿司が届いたのでお誕生日おめでとうございますと言いながらいただきます。
イカの三種盛は普通のイカと漬け、塩とショウガで食べるお寿司だった。
味は思っていたよりもいけるという感じだった。
妻の頼んだサーモンアボカドも届いたのでパクついていた。
つまみに頼んだ一品料理も来たので少し落ち着いて食べていた。
さぁて次は何を食べようかと思っているとタッチパネルからお寿司の到着
を知らせる音が鳴ってイカの三種盛とサーモンアボカドがやってきた。
えっ、と思って妻にこれ頼んだ?と聞いたらいいえ頼んでないわという返事。
どうやらお店側のミスらしい。
タッチパネルの注文履歴にも載っていないので丁度近くを通りがかった店員さんに頼んでいないお寿司が届いたんですけどと優しく話しかけると、はぁそうですかと気のない返事をしてそのお寿司を下げてくれた。
やれやれと思って次の注文をしようと思ったら、すぐにイカとサーモンの全く同じお寿司が届いた。
はぁ、またですかと思いながら勝手に食べたら後の会計が面倒くさそうなので店員さんを呼んでまた持って帰ってもらった。
さあ仕切り直しと思ってタッチパネルを操作しているとイカとサーモンがやってきた。
さすがに三度目ともなるとどうなってるんじゃいと思ったが怒ってもストレスになるだけなので同じ店員さんにまた頼んでいないお寿司が来たよというと、少し苦笑いをしながら申し訳ありませんと謝られたので、いや店員さんのせいじゃないと思いますよと言ってもう同じものを届けないでくださいねとやんわりとお願いした。
それからはさすがに頼んでもいないものが連続で来ることは無くなった。
デジャブかと思うような展開を三度も味わったので少し食欲を削がれてあまり食べられなかった。
おそらく調理場での伝達ミスとかが原因なのだろうがちょっぴり大丈夫かこのお店と思った。
腹七分目くらいでご馳走様をして会計をしてお店を出た。
それから帰り道で推しのための誕生日ケーキが欲しいというのでコンビニに立ち寄ってモンブランと他にもあれこれと買ってレジに行った。
レジにはインド系の小柄な可愛らしい女性が一人だけいたのだが、困ったことにこの人が日本語があまり得意ではなかった。
しかも声が小さくて何を言っているのかよくわからない。
こちらから聞き返すとお箸はいる?フォークは?ととってもフランクな口調で聞いてきた。
とりあえず最低限の意志の疎通はできたので何とか買い物をすることはできた。
最近コンビニやスーパーで外国人の方が働いているの姿を見るのは当たり前になったが、一昔前のやる気ゼロのぼんやりしたフリーター風の若者よりもよっぽど真面目である。
そんな事を考えながらお釣りを募金箱に入れると店員さんがアリガトゴザイマスとお礼を言われたので何だかいい気分になった。
帰宅してから一休みして妻がコーヒーを淹れてくれたのでモンブランを食べようとしたらハッピーバースデーを歌うように言われたのでノリノリで歌い上げた。
それから推しのアクリルスタンドをケーキの横に配置して撮影会。
気が済んだみたいだったので改めていただきます。
コンビニケーキもそれなりに美味しくてコーヒーとの相性も良かった。
ちょっとしたハプニングもあったがなかなか楽しい時間を過ごせた。
推しがいる生活というのは張り合いがあっていいですね。
私は好きなものが多すぎて一つに絞れないので一途な妻がちょっとうらやましい。
ハッピーバースディトゥ大貴~♪