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1000万円までの壁

FIREを達成する過程で1つの通過点となる資産1000万円は資産形成を行う過程で最初のハードルとも言えると思います。
自分自身も1000万円を超えた頃から資産増加のスピードが加速し資産が資産を産むというのを実感し始め、投資の楽しさが実感できるようになりました。
逆に言えば資産1000万円までを貯める過程ではさほど資産の増加スピードが感じられず投資効果が実感できない期間とも言えると思います。
今回はその期間をいかにして早く乗り切るか、という事にフォーカスしていきたいと思います。

入金力を高める

その期間に最も重要な事、それは入金力だと私は思っています。
日々仕事で稼いだお金をどれだけ投資につぎ込めるか、という事です。
この期間の資産規模では「投資による資産増加<入金力」というフェーズでありいかに多くの資金を投資に回せるかがカギになってきます。
私自身は実際この期間が一番辛く長く、そしてモチベーションを維持するのに非常に苦労した経験があります。
具体的には副業や節約といった日々の家計の見直しという事ですが具体的に自分自身がどういうことをしてきたのか、ということは別の機会にお話させていただければと思います。

まずは実際に投資してみる

次に大事なこととして、まずは実際に投資してみることだと思います。
この記事を見ている方の大半の方は投資経験があるかと思いますが、初心者で何から手をつけていいか分からないという方は、まずは実際に少額から投資を始めることをお勧めします。
初心者の方によくありがちなのが、大きなリスクを追うことなく資産を増やしていきたいと思うあまり、勉強ばかりして一向に投資が始められないというパターンです。
私自身も新しいことにチャレンジする際にこのパターンに陥らないように注意しているのですが、結局のところ実践に勝る勉強法はないということです。

YouTubeや書籍で知識を身につける

少しづつ投資で手を動かしながらして頂きたいのが資産運用の知識を身につけるという事です。
最初は小難しいと思うかもしれませんが今は分かりやすく解説してくれるYoutubeチャンネルや書籍などが巷に溢れています。
自分自身にとって分かりやすいYoutuberや本などを見つけ日々勉強していくことが必要です。
ここで注意しなければいけないのがリスクの大きな投資をしないということで具体的には信用取引や個別株への集中投資です。
この時期に大きな損失を被ってしまうと資産的な目減りはもちろん精神的なダメージから資産運用の意欲を大きく削がれ再起不能になってしまう恐れがあります。
よく資産の少ない投資家ほどリスクを取りたがると言われてますが、これはまさにその通りで、自分自身も資産形成初期によく分からない小型株への集中投資をして大きな損失を被った経験があります。
投資というのは値幅よりも勝率が圧倒的に大事だと自分は思っているので、まずは少しづつでもコツコツとを意識して徐々に資産を増やしながら入金力を高めていくことをお勧めします。

モチベーションを維持する

1000万円を目指す道のりでは相場の変動で資産が増減し精神的にも不安定になることが少なくありません。
またこの期間は地道に資金を投資に回してコツコツと続けなければならない、思ったように資産が増えない事もありモチベーションを維持することが非常に難しい時期だとも感じます。
私自身もこの期間が一番長くモチベーションを維持することに苦労しました。
こんな時に心の支えとなってくれたのがメンターの存在でした。
私の場合はYoutubeから自分のお手本になる人(メンター)を見つけることができ、日々その人の動画を見ることで資産形成のモチベーションを維持することができました。
もちろんYoutube以外でも構いませんが、私は日々のメンタル維持としても手軽に視聴できるYoutubeをお勧めします。


これらのポイントを実践することで、私は資産ゼロから3年ほどで1000万円まで築くことができました。
達成できる年数は人それぞれですが、ここさえ乗り切ってしまえば、という最初のハードルなので投資初心者の方や資産形成を始めたばかりという方の参考になれば嬉しいです。


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