私の人生映画にでもなんねーかな 5
家出中の話については特にざっくり書いているので今度家出中の話をメインにした記事を書こうと思っています。ぜひそちらも読んで頂きたいです
名古屋に戻った私は、一人暮らしの22歳の男性の家に泊まりに行くことになりました。少しずつ知らない人の家に行くのに不思議と慣れてきてしまっていた私は自分の身に起きると思ってもいなかったことが起きてしまいました。
アパートに住んでいたその人の部屋はとても綺麗に片付けられていて、丁寧な人なんだろうなと思っていました。
15時頃でしたが、シャワー浴びておいでと言われ、なんの躊躇もなく私はシャワーを借りることにしました。
シャワーから出てドライヤーをし終わった頃、机に向かっていた彼がベットに座っていた私の隣に座り、家出をしている理由や、これから先どうするつもりなのかについて聞いてきました。私は家出している理由を話し、今は帰るつもりがない、と伝えました。
自分の心の内を話そうとすると泣いてしまう私に気づいて彼は私を抱きしめてくれました。
しかし、それはなんの優しさでもなかったのかもしれません。
彼は私の体を触り始め、成人男性の力に女子中学生が勝てるはずもなく、脱がされてしまいました。そのまま了承なく性行為されました。
彼に中出しされたのです。
私は全てが終わったあと頭が真っ白になり、不安でいっぱいでした。
妊娠した場合、家出していて相談できる大人などいなくて、こんなことを言える友達もいなかったからです。
彼から「今から家に友達が来るから少しの間出ていて欲しい」と言われ、私は名古屋市内の街を歩くことにしました。
この時点で18時頃でしょうか。夏だったので外はまだ明るかったですがとても暑かったです。
自分一人では抱えきれないと思い、前回の記事で泊めてくれたと書いた女の子に泣きながら電話をしました。
その子は親身に私の話を聞いてくれて、アフターピルを買うか妊娠していないことを信じて生理がくるのを待つのかを私に尋ねました。
私は家出を続けるつもりでお金をあまり使いたくなかったのでピルを買わない選択をし、もしも妊娠したら死ぬしかないという決断をしました。
電話が終わり、22歳の男と連絡が取れなくなり、逃げられたことを確信しました。
朝まで名古屋市内を歩き回り、体調がとても悪かったのを今でも覚えています。
結局妊娠はしませんでした。
その次の日その女の子が泊まりに来ていいよと言ってくれたので泊まりに行くことにしました。
9日間泊まった後、約20日間の私の家出が終了しました。
次の話から現在までの話を書こうと思っています。そこまで過去の話では無いため、鮮明な私の記憶を書き出しています。
気分が悪くなった方や機嫌を損ねてしまったらほんとうに申し訳ありません。
私の行動は未来の自分にとって良くないことはわかっています。
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