遊戯王ADSでオリカを作る時のマニュアル
このnoteを書いた理由は
自分がネットの海から探すのは骨が折れたので後続の人は楽にやってほしいのと、宣伝のためです。
動画を見れば流れがわかると思います。
必要なもの
・遊戯王ADS本体
・データベースを編集するためのSQ liteソフト
・スクリプトを書くためのソフト
本体のバージョンと導入方法は割愛します。
データベースを編集するとは
カードのテキストつまりは効果テキストやそのモンスターのレベル・種族・攻守などを作る作業のことです。
DB browser SQ lite がオススメです。
スクリプトとは
データベースで作った効果を動かすためのものです。召喚条件や効果の発動可能タイミングなどが書いてあります。元来はここがオリカを作るときの難所でしたがAIを使いましょう。便利な世の中に感謝!!
データベース入力用
data側
[id]
カードID・画像、スクリプトも同様のIDにする事
[ot]
1:OCG
2:TCG
3:OCG&TCG
4:非公式
[alias]
画像違いカードのみ選択
(カードIDを指定すれば、同じカードとして扱われる?)
[setcode]
カテゴリー
わからない時は他のテーマカードを検索しよう
自分でオリジナルテーマを作る時はそれに合わせよう
ちなみにデータベース上では10進数
スクリプト上では16進数で表す
16進数は10進数と同じように、16数を数える毎に、1桁位が上がる進数法です。10~15はA~Fで表記します。 16進数変換ソフトを使いましょう
10なら0×A
212なら0×D4
[type]
そのカードの要素
カード分類
分類 .cdb編集時 .lua編集時
モンスター 1 0x1
魔法 2 0x2
罠 4 0x4
通常 16 0x10
効果 32 0x20
融合 64 0x40
儀式 128 0x80
罠モンスター 256 0x100
スピリット 512 0x200
ユニオン 1024 0x400
デュアル 2048 0x800
チューナー 4096 0x1000
シンクロ 8192 0x2000
トークン 16384 0x4000
速攻 65536 0x10000
永続 131072 0x20000
装備 262144 0x40000
フィールド 524288 0x80000
カウンター 1048576 0x100000
リバース 2097152 0x200000
トゥーン 4194304 0x400000
エクシーズ 8388608 0x800000
ペンデュラム 16777216 0x1000000
リンク 67108864
効果無しリンクモンスター 67108865
効果ありリンクモンスター 67108897
例)
エクシーズモンスター = エクシーズ+効果+モンスター
8388641 8388618 + 32 + 1
[atk]
攻撃力をそのまま
[def]
守備力をそのまま
リンクモンスターの場合
リンクマーカーの方向
↙:1
↓:2
↘:4
←:8
→:32
↖:64
↑:128
↗:256
これらの向いてるリンクマーカー分上で入力したように足し合わせる
[level]
そのモンスターのレベルorランクorリンク数を記述
また、Pスケールもここに記述する。
Pスケールは左スケール数00レベルを16進数で用意し10進数に直します
何言ってるかわかんないと思うので図にします
上の画像を16進数で用意してください。
上の例では、『スケール3、レベル5』と言う意味です。
注意するのは、レベルやスケールが10以上の場合です。16進数の場合10はAなので、例えば『スケール11、スケール10』の場合は、『11110010』ではなく『B0B000A』になることに注意して下さい。
仮に『11110010』にしてしまうと、スケールは17、レベルが16になってしまいます。
で、この数値を、例のごとく10進数に変換して下さい。『B0B000A』の場合は『185270282』になるのでこの数値を入力します。
[race]
種族
種族分類
種族 .cdb編集時
戦士 1
魔法使い 2
天使 4
悪魔 8
アンデット 16
機械 32
水 64
炎 128
岩石 256
鳥獣 512
植物 1024
昆虫 2048
雷 4096
ドラゴン 8192
獣 16384
獣戦士 32768
恐竜 65536
魚 131072
海竜 262144
爬虫類 524288
サイキック 1048576
幻神獣 2097152
創造神 4194304
幻竜 8388608
サイバース 16777216
[attribute]
属性
1:地
2:水
4:炎
8:風
16:光
32:闇
64:神
[category]
検索するときに使うらしい
0でOK
[texts]
[id]
カードID、dataと同じものを使う事
[name]
カードの名前
[desc]
カードの効果テキスト
[str1~16]
カード効果のポップアップ
同時に発動できる効果が複数ある時、どれを発動するかをわかりやすくするためのもの初心者やデバッグ前はなくてok
[pics]
画像サイズは177×254にして形式はJPG画像名は id.jpgにすること
例:1026.jpg
スクリプト(lua)
自分はAIで作ってます細かいことは冒頭の動画をみてください。
新規作成して、作ったスクリプトをコピーして名前をcid.luaにします。
例c1026.lua
そしてADSのフォルダのscriptフォルダに入れます。
基本的にはスクリプトについて全く知らなくても平気です。(自分はそこそこしか知らない)
ここから先は何枚か作って慣れたらでいいです
-- カード名
function c[カードID].initial_effect(c)
-- ある場合は召喚ルール効果 --
効果の内容的な何か
local e1 = Effect.CreateEffect(c)
e1:SetDescription(aux.Stringid([効果テキストのID], [効果テキストのstrの数値-1]))
e1:SetCategory([効果カテゴリー])
e1:SetType([永続などといった効果の発動タイプ])
e1:SetCode([効果の分類とか、発動タイミングとかが入る])
e1:SetProperty([対象をとる効果とか無効にされない効果とかダメステ発動可とかが入る])
e1:SetRange([効果の発動場所が入る])
e1:SetTargetRange([あまり使わないけど、効果の対象の場所が入る]) e1:SetCountLimit([1ターンに何度発動可か入る])
e1:SetCost(c[カードID.XXXなど呼び出す効果(コストを支払うタイミングの効果)])
e1:SetCondition(c[カードID.XXXなど呼び出す効果(発動可能条件を呼び出す)]) e1:SetTarget(c[カードID.XXXなど呼び出す効果(カードを対象にするタイミングの効果)])
e1:SetOperation(c[カードID.XXXなど呼び出す効果(効果適応時の効果)]) c:RegisterEffect(e1)
-- 2つ目の効果 local e2 = e1:Clone() c:RegisterEffect(e2) end
何でもするとは言ったけど何でもするとは言ってない
[終わりに]
スクリプトはこんな感じです。実は自分もあまり理解できていなくてSetOperationなどで参照するところとか一回理解しようとしたけど誰も解説してないしコミュ障なので人に聞けず分からずじまいです。
ですが、そんな私でもAIのおかげで何も知らないのにオリカを作って遊べてるので時代の進歩って凄いですね(KONMAI感)。いつかは星新一で見たように誰も知らないけど、なんか動いてるからヨシ!ってなりそうで怖いですね。話が横道にそれてしまいましたがここまででとりあえずオリカは作れると思います。
ではここまで見て頂きありがとうございます。
追記
私はAIでスクリプトを作るときはほぼほぼclaudeを使っています。そして、1アカウントだと制限的にスクリプトを作り切れないので3アカウントでログインしています。
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