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ティアラメンツの歴史簡易まとめ

  • 以前ティアラメンツの歴史をまとめようとしたんですけどきっちり書くの疲れるから辞めてたのとそれでも放りっぱなしが心残りになっていたので箇条書きで書きます。


2022/4制限


・パワーオブジエレメンツで登場。同期にスプライト、春化粧。
•同期のスプライトに次ぐ環境2番手に。当初は豊富な初動と自由枠、メタノイズとスタペリアによるスプライトメタが評価される。
•デュエリストパック軌石のデュエリスト編でいわゆる「イシズ」カードが登場。驚異的な墓地肥やしによるアド獲得と無限に近いリソース、後攻0ターン目展開、強手札誘発(G、ハゥフニス、バーデク)に強みを持つ「イシズティアラメンツ」が完成。
•一方でルルカロスやスクリームが未登場だったことや餅カエル健在のスプライトが強すぎたこともありどちらかと言うと2番手。

2022/7制限


•イシズティアラメンツ完成が前期中盤だったこともあり実質無規制。
•餅カエルが禁止になりスプライトが弱体化したことやスクリーム、ルルカロスが登場したことにより環境1番手に。序盤はユニオンキャリアー+ドラゴンバスターブレードやアストラムを構えるスプライトに苦戦も新規の登場やヴァレルロードの開拓等で克服。中盤からは一強状態に。
•スクリームはキトカロス以外で罠をサーチする手段や特にミラーで有効な相手デバフ、後々生きる墓地肥やし手段として採用される。
•ルルカロスも特殊召喚無効の他、相手ターンに自分のティアラメンツカードを効果で墓地送りする手段として採用。
•メタカードといえる「ビーステッド」が登場も他のデッキがティアラメンツメタとして使うよりティアラメンツ自身がミラー対策で採用するようになる。

2022/10制限


制限カード:ペルレイノ、ケルドウ、アギド、バーデク
準制限カード:ハゥフニス
•上記カードが規制される一方でティアクシャが登場。フェンリルからサーチ可能なアギド、ケルベクとも言えるカードでハゥフニスのような誘発効果も持つ。フェンリルからアクセスでき、フェンリル+下級が初動になることやそもそもフェンリルをサーチできるパライゾスが登場したことにより規制を受けながらむしろ強くなった。
•これまで苦手とした永続系のカードにフェンリル+パライゾス(テラフォ)で対処可能なことやエクストラに頼らず高打点を出せることになる等柔軟性が向上。この頃のティアラメンツを歴代最強デッキにあげる人も多い。
•ティアクシャやスクリームのおかげでイシズに頼らずとも十分な墓地肥やしが行えること、ミラーでイシズギミックが諸刃の剣であること、環境2番手のクシャトリラにあまり有効でないことからここでイシズギミックが抜ける。
•大幅規制を受け弱体化したスプライトに代わり大幅強化を受けたクシャトリラが環境2番手に上がる。墓地メタこそティアラメンツに有効なもののティアラメンツ側もメタノイズやスタペリアといったクシャトリラにかなり有効なメタを持つため、結局先行ゲーとなる。最終的には妨害の質や柔軟性に勝るティアラメンツが環境トップとなる。一方でアトラクターという一撃必殺のカードは結局有効でティアラメンツ以外のデッキにはクシャトリラは滅法強かったため環境2番手として一定数いた。

2023/1制限


禁止カード:キトカロス
制限カード:レイノハート、シェイレーン、ペルレイノ、ケルドウ、アギド、バーデク、フェンリル、パライゾス
準制限カード:ハゥフニス
•キトカロス禁止により明確な展開の初動が無くなる。1枚初動がなくなり安定性が大幅に低下。またフェンリル、パライゾスの規制で柔軟性も大幅に低下する。
•ティアラメンツパーツに規制が入った部分についてはイシズギミックの再投入で補修を図る。ルルカロス成立のためや、カレイドハートの融合素材代用及び水族としての役割、融合グラファの素材として前環境では少数派だった沼地の投入が主流となる。
•新環境当初は終わったテーマ扱いだったが、キトカロスという円陣は失われたもののイシズ関連のギミックやスクリームフル投入等でカバー。爆発力や相手ターンでの展開力は以前健在であり、スプライトやクシャトリラといったかつてのライバルも規制により弱体化していたことから最終的に環境トップとなる。

2023/4制限


禁止カード:キトカロス、エルフ
制限カード:レイノハート、シェイレーン、メイルゥ、ハゥフニス、ペルレイノ、ケルドウ、ムドラ、アギド、ケルベク、バーデク、フェンリル、パライゾス
•共通効果持ちのティアラメンツが全て制限に。この改訂をもってティアラメンツは融合テーマとしての側面は大きく損なわれる。加えてエルフの禁止やハゥフニスにの制限により相手ターンに展開するという強みも失われた。またエンジンとなっていたケルベクアギドも制限となったことにより安定性も低下した。
•従来の融合を軸とした型での構築は困難になったため、新登場したレボリューションシンクロンや規制が緩和されていた勇者ギミック+アクセルシンクロンやバルブといった1チューナーで墓地肥やしを行う「墓地肥やしGS」へと移行していく。
•2022/4環境においても一定数は存在したものの、強化を受けた超重武者やR-ACE、環境のデフレによって台頭したピュアリィ、ルーン、サイバースの後塵を拝することとなる。

2023/7制限


禁止カード:キトカロス、エルフ、フェンリル
制限カード:レイノハート、シェイレーン、メイルゥ、ハゥフニス、ペルレイノ、ケルドウ、ムドラ、アギド、ケルベク、バーデク、フェンリル、パライゾス

•フェンリルこそ禁止になったものの久々に大きな規制が入らない改定となった。
•新ギミックとして罪宝ギミックが登場。新たなカオスルーラーの展開手段が登場する。
•超重武者の規制により先攻ワンキルがなくなったことや環境に永続効果で妨害する、いわゆる「無限妨害」がなくなったことで豊富な手数をもつティアラメンツに追い風となる。結果、ピュアリィ、R-ACE、ルーンらとtier1デッキへと復帰する。
•環境前期は勇者型、罪宝型が主流だったが後期になると手札誘発を採用せず、手数に全振りした未界域ティアラメンツが環境へと台頭した。

2023/10制限



禁止カード:キトカロス、エルフ、フェンリル、アギド、ケルベク、カオスルーラー
制限カード:レイノハート、シェイレーン、メイルゥ、ハゥフニス、ティアクシャ、ペルレイノ、ケルドウ、ムドラ、アギド、ケルベク、バーデク、フェンリル、パライゾス

・大量墓地肥やしを行う手段が大幅に失われた。遂にメインデッキに入るティアラメンツモンスターは全て制限に。大きな特徴であった爆発力が損なわれたことによりこれ以降環境の第一線からは退くこととなった。

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