狩猟採集民のコスモロジー 神子柴遺跡
遙か南アルプスの山々を望み、天竜川へとつづく丘の突端、残された重厚な石斧と美しい尖頭器の数々。
はたして実用品なのかシンボルか、なぜこの地に置き去りにされたのか。
縄文時代の暁を告げる石器群の謎を読み解き、狩猟採集民の世界観(コスモロジー)に迫る。
目次
第1章 神子柴遺跡の発見
1 姿をあらわした石器群
2 神子柴石器カタログ
3 遺志をつぐ調査研究報告書の刊行
第2章 謎の探究へ
1 謎めいた石器の配置
2 石材解明の旅
3 どのように作られ、はたして使われたのか
第3章 神子柴文化を追う
1 探求者たち
2 時代を探る
3 神子柴文化の軌跡
第4章 狩猟採集民のコスモロジー
1 神子柴遺跡の時代
2 神子柴遺跡とは何か
出版社 : 新泉社 (2013/5/29)
発売日 : 2013/5/29
言語 : 日本語
単行本 : 96ページ
ISBN-10 : 478771239X
ISBN-13 : 978-4787712394