今日こそ『落とし穴』教室
《10月1日(火)》『落とし穴教室』を今日やった
昨日できなかったので、今日、『落とし穴教室』を砂場でやった。せっかく準備したので。しかし、半日なので「好きなもの遊び」でやりたい子だけ集めてやった。準備物は、次の3つ。
・移植ゴテ 多数 おもちゃのスコップは、各自持参
・セイタカアワダチソウの細い枯れ枝 多数
・ナイロ袋を切り開いたもの
まず、「縄文時代の昔は、これでウサギとか捕まえていたんだよ」と言いながら、作り方を説明した。
⑴ 穴を掘る。 壁は垂直にする50センチは掘る
⑵ セイタカアワダチソウを網目状に並べる
⑶ その上にナイロン袋を被せる
⑷ ナイロン袋の隅を砂で抑える
⑸ 砂をナイロン袋においていく 慎重に、静かに
⑹ なるべく高さをまわりのと同じにする
⑺ 乾いた砂を持ってきて、まわりと同じ色にする
初めてにしては上出来で、どこに穴がある変わらないくらいのものを作っていた。いろいろなエピソードが、起こった。
・秋田さんチームは、自分たちが誤って落ちないように、ピンクのリボン
を穴の上に置いて注意していた。
・林さんは、自分の穴に落ちかけて、やり直しになっていた。
・品川君と信田君のチームは、上にまく乾いた砂を集めるうちに、隣チー
ムの穴にハマって謝っていた。
・ご丁寧にも、品川君は、その穴に、また落ちた。
・落ちやすいように、本物の穴の横に明らかな偽物の穴みたいなものを作
るチームもあった。
落とし穴が完成すると、穴のないところにノーバン野球用のテニスボールを置いて、宝探しゲームを作った。
落とし穴を作ってなかった、「風船バレーボール」の子たちを呼んできて「宝探しゲーム」をしてもらった。「落とし穴に落ちないようにして、ボールを拾いましょう」と、ルールを説明した。
田上君と畑田君が、見事に落ちてくれて、作ったチームは大喜びだった。特に畑田君は「こんな偽物にごまかされません。少し凹んでるから、これは偽物だ!」と叫びながら落ちてくれたので、大爆笑だった。
秋田さんと長崎さんが、またやりたいと言ってくれたので、やったかいがあった。セイタカアワダチソウの枝は、まだまだたくさんある。
最後に「落とし穴は、大切な技術だから遊びでどんどん作ってもいい。でも、誤って人が落ちて怪我しないように、遊び終わったら穴を埋めてださい。セイタカアワダチソウの枝を砂場に残さないように。」など注意した。