第29期麻雀マスターズの振り返り
みなさんこんにちは!かなり久しぶりの記事となってしまいました。いやこれにはちゃんとした理由が・・・と言いたいのですが、ないんですね。申し訳ないんですが、寒いとやはり生産性が落ちてしまって…。まあ株式投資にはまったり、麻雀戦術本をノートにまとめたり、あとは麻雀の研究会に参加したりと色々やってたのも事実なんですけどね。
ただもう春になったということで、これから少しずつ書いていきたいと思っていますので暇があれば見ていただければありがたいです!!
あとはプロ活動もぼちぼちやっておりまして、色々あったのはあったのですよ。2月から振り返ると、日本プロ麻雀協会のD2リーグ最終節があり(無念の残留でした・・・。最後の半荘4着➡1着であれば昇級だったんですが…残念!)、BIG1全国大会では2日目にこれもまたギリギリ通過できず。ただ某チャオメンバー時代の上司と18年ぶりくらいに再会したりして、徐々に麻雀界のネットワークも広がり始めているのですが、またぼちぼち報告させていただきます。
そして今年度最初の試合、4月10日のマスターズ予選はなんとか通過。またその1週間後の雀王戦第1節では4122でプラス50くらいで、今期も特別昇級を狙っていこうと思っているのです。そして先週あったマスターズ本戦。今回はその振り返りを少しばかり。
まだ序盤ということで、そんなに気負わずに行ったのですが、そこにいたのは数多くの麻雀プロ。というか驚きは受付から。なんとMリーガーの藤崎選手が受付に立っていて、そのまま手続きということに!どうやら立会人としてそこにいるみたいだったんですが、Mリーガーに処理をしてもらうなんてなんて贅沢な・・・。と、驚くのはこれだけではなく、会場には選手としても沢崎選手や瀬戸熊選手の姿。その3人のMリーガー、そして後から会場移動でやってきた魚谷選手や内川選手とは結局同卓はなかったのですが、やっぱり団体を超えた大会というのはいいものですね。自分も麻雀プロという実感が感じられます。
そしていよいよ対局が始まるのですが、、、やはりびっくりするのがその対戦相手。1回戦目は連盟のA2リーガーと一般の方、そしてなんと現雀王の矢島亨プロ!今まで矢島プロの研究会などに参加していて話もしているのですが、公式戦で対局するのは初めて!相手に不足はないということで真正面からぶつかる気持ちで対局に入ったのですが、東場はまったく出番がなく、南2局のラス目でようやくこのチャンス手牌に巡り合います。
まあ通常時なら好形がほとんど確定している6索切りが一般的ですかね?ただこの時は対面のA2リーガーが4萬をポンしていて、上家で親の矢島プロにも仕掛けがあり、索子が若干安い状況。ということで切ったのが……雀頭を確定させる6萬切り。すると次巡5索を引いて当然の立直!そして一発目にツモったのがなんと4索!これで2着目に踊り出たのですが、ここで時間打ち切りの連絡があって、次局が最終局ということに。そう、こういった大会序盤では時間打ち切りがあるのですね。大体が45分か50分+1局くらいとなっております。
そして最後の局、トップ目の一般の方とは1万点差程度の親番で12巡目。配牌はボロボロだったんですが周りも逆転手を狙っていて、そのままズルズルきた終盤で白ドラ1を門前聴牌。ペン3萬待ちだったんですが即リーチをすると…またしても一発ツモが3萬で奇跡の大逆転!そしてここで時間打ち切りで、結果僕がトップで2着が一般の方、矢島プロが3着となり、最高のスタートとなったのです。
そして休む間もなく2半荘目。しかしそこに待ち構えていたのが…前雀王で現Mリーガーの堀慎吾プロ!またしても雀王経験者ですかと思いながらも…嬉しいものですね。こちらは結果だけ言うと堀プロがトップで自分が2着!上々ですね。途中まではトップを争っていたのですが、南場の堀プロの親番で大きく点棒を積み上げられそのままゲームセット。ま、力負けですね。
そして3半荘目。連続で雀王を引いて少し休みたいと思っていたのですが、そこで待っていたのは何と前前雀王である金太賢プロ!いやいや3連続で雀王ですか。なんと贅沢な…。はい、こちらも結果だけ言うと、以前某チャオで働いていた時のお客さん(一般参加)がトップで自分が2着。金プロは3着という結果でした。最後アガりトップで聴牌したのですが、横移動で終了。悪くはないですが、少し不満。
そして4半荘目。次はどの雀王が来るのかと思っていましたが、流石にもう会場に雀王経験者はいませんでした…。しかし!次に待ち構えていたのは…鳳凰位や最強位を獲得した前田直哉プロ!他にも会場はいっぱいあるのに、流石に偏りすぎじゃね!?と思いながらも、まあ卓につくしかないですね。ここまで122と、このままいけば通過だし、気楽に行こうかと思っていたのですが、、。まずは親の6000点オールスタートで始まり、その次の局が後悔の残るものに…。まあ100%間違いではないとは思うのですが、少し判断に急ぎすぎたかなと言うのがこちらの手牌。
はい、確か4筒を引いてこの聴牌。なのですが、自分の捨て牌には9索が。場況的には8巡目くらいで他家に特に動きはなく、萬子が若干安くて9索が自分のものと合わせて2枚枯れくらい。さて何を切るか。ちなみに直前に上家が8索を切っております。うーん、と悩みながら横向きに置いたのが7索。47萬8索の(一応)3面張だったのですが、一発目にいたのが鼻血がダダ漏れするドラの6索!そして流局・‥。うーん、、とここで思ったのは、「わからない時は最高目で待ち取り」がいいのかなと言うこと。特に47萬8索は出アガリできる待ちでもないし、フリテンドラ待ちがおそらくドラマチックでベターでした。そして神様がこのミスを見ていたのか、それ以降にチャンスは来ないのでした…。ラス。
とはいえ、まだトータルプラスということで進んだ5戦目。そこにいたのは…流石にトッププロは続かないですね、(申し訳ないですが)名前がわからない方々。だったのですが、皆さんポイントは持っている様子。自分としてはトップなら通過、2着目なら微妙という場面。というわけで攻めていこうという作戦をとろうと思ったのですが、東1局の親番でまたしてもミスをしてしまうのです…。
はい、確かこんな感じの手牌でした。だいたい7巡目くらいで、まずまずの手牌。1索が3枚くらい切られていましたが、まだ鳴くことはない。門前勝負と思っていたのですが、ここで下家からリーチの声が入るのです。そしてその宣言牌が5萬!さらにその立直者の捨て牌には4索が捨てられている!うん?うーん…?あれ?これは鳴くの?鳴かないの?4萬は通っていないし、門前なら安全に聴牌できるけど、危険牌を掴んだら、、とか思っている間に時は流れていったのでした…。そして次巡、立直者がツモ切ったのが4索。はい、まあ4萬が通っていればですけど、ツモってましたね。そしてこの局の結果としては、そこに追っかけリーチをしてきた対面が間もなくツモで3000点、6000点。ま、ですよね。
1索が切られていなければ、あるいは自分の点棒やポイントが十分あったら、鳴かずもアリかもしれませんが、このポイント状況で親番、そして1索3枚切れで立直者の現物待ちならとりあえずポンして聴牌の方が優位。天鳳に慣れすぎ?たせいか、こういった即座の判断が弱点になったのかもしれません。天鳳民の皆さん、お気をつけくださいませ。はい、そしてその後とはいうと、チャンスはあったもののアガリには結びつけられずに・・・ラス。5回戦で足切りとなり、初参加である今年のマスターズは敗退となるのでした…。
はい、というわけで4月はこんな感じで過ぎ、勝つ難しさを味わったんですが、とりあえずは忍耐ですね。来月も頭から新人王戦と雀王戦第2節、下旬には初めて参加する朱雀リーグとチャンピョンロード②があるので、とにかく愚直にやっていきたいと思います!
ということで、今回の記事は以上です!お読みいただきありがとうございました!またフォローや「スキ」、サポートなどをしていただければ執筆の励みになるのでよろしくお願いします。それではまた!!
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