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2ヶ月スリランカ渡航記🇱🇰 day12 - 世界遺産アヌラーダプラの自転車一周旅-

本日はアヌラーダプラ旅行二日目。世界遺産アヌラーダプラの歴史に触れながら振り返ってみました。

 ・自転車で5時間の旅
 ・近くに休憩場所が、、、
 ・一泊千円の宿がハイクオリティー


の三本でお届けします。

1. 自転車で5時間の旅

1-1. アヌラーダプラお勧めルート

こちらが実際に私が通った巡礼ルートです。
主要地である

 ・イスルムニヤ精舎(Isurumuniya Temple)
 ・ルワンウェリ・サーヤ大塔
     (Ruwanweli Maha Seya)
 ・アバヤギリ大塔(Abhayagiriya)

 ・サマディ仏像(Samadhi Buddha Statue)
 ・クッタム・ポクナ(Twin ponds)
 ・ジェータワナ・ラーヤマ  
      (Jethawanaramaya)

を効率的に制覇することが出来ます。

自転車で5〜6時間のルート

 今回私たちは、左下のイスルムニヤ精舎からスタートして、北進し、最後にジェータワナ・ラーヤマをゴール地点としました。

 反対にジェータワナ・ラーヤマからスタートし、最後イスルムニヤ精舎を午後6時前、夕暮れ時に訪れるコースもお勧めです。

現地でもらえるマップ



1-2. 世界遺産アヌラーダプラ ここは押さえとこう!

自転車の旅でまず初めに訪れたのは
『イスルムニヤ精舎』
入場料 Rs.500(約250円)

イスルムニヤ精舎の梯子

 岩を掘るようにして作られた通称“ロック・テンプル”がこのイスルムニヤ精舎です。ここに来たら必ずすべきことがありまして、それが本堂裏から岩の上に登ることです。アヌラーダプラの町全体を見渡せる数少ないスポットです。

本堂の後ろに岩で階段が作られています

 本堂脇にある宝物殿にもぜひ入ってみてください。そこには紀元前2世紀にこの地を統治していたドゥッタガーマニー王の息子であるサーリヤ王子とその恋人が描かれた「恋人の像」やその後の彼らが彫られた「王族の像」があります。特に「恋人の像」には、王子が自分の身分すらも捨てようとするほどの深い愛が背景にあります。

ルワンウェリ・サーヤ大塔

 続いては、イスルムニヤ精舎から自転車で20分ほど方に進むと現れる白い塔。空に高くそびえ立つアヌラーダプラのシンボル“ルワンウェリ・サーヤ大塔”

 こちらは各40本の石柱が40列連なることで建てられた僧院の跡です。完成当初は110mもの高さがあったと言われるこの塔は、当時黄金色の屋根をもつ壮大な建物で、「黄銅の宮殿」を意味するルワンウェリ・サーヤ大塔と名付けられたそうです。


アバヤギリ大塔

 さらに北上すると見えてくるのは、赤茶のような色をしたレンガを積み上げて建てられた巨大なダーガバ(仏塔)が “アバヤギリ大塔” です。こちらも当時は110mの高さを誇っていたそうです。

このダーガバは大乗仏教派のもので、12世紀に起こった上座部仏教派との戦いで敗れたそうです。その後スリランカからは大乗仏教は退きました。


サマディ仏像(Samadhi Buddha Statue)

先ほどのアバヤギリ大塔から少し東に位置するのがこの“サマディ仏像”です。周りは自然に囲まれており、下の写真のように牛が普通に歩いていました。見る人全てに安らぎを与えてくれると言われるこの仏像をぜひ様々な角度から見てみてください。

クッタム・ポクナ

またさらに東に少し進むと、かつて僧たちの沐浴場であった“クッタム・ポクナ”が見えてきます。修行の後の憩いの場として使われていたであろう過去を思いながら眺めてみてください。


ジェータワナ・ラーヤマ

クッタム・ポクナから南に下り市街地方面にしばらく進んでいくと見えるのは、この高さ70mの”ジェータワナ・ラーヤマ”です。当時の高さはアヌラーダプラ最大の152m。ここにきたら細部まで施された彫刻をご覧になってみてください。


2. 休憩したくても近くに何も…

2-1.移動手段

アヌラーダプラを巡る旅はこのように敷地の広い遺跡が、歩くには遠すぎる位置に配置されています。そのため最低でも自転車以上の利便性がある乗り物を使用しないと一日出回り切ることはできません。

・自転車(5〜6時間)
・トゥクトゥク(3〜4時間)
・車(2〜3時間)

時間は参考までにという感じです。
アヌラーダプラは自然が豊かな町なので、自転車の旅をしてみてはいかがでしょうか。

2−2. 休憩所がない、、


今回宿泊した宿の話に映る前に、アヌラーダプラを知っておいてほしいことがあります。それは、涼しい休憩所が近くにないことです。

何時間も外にいると流石に体力が消耗して、一度休憩を挟みたくなるものだと思います。けれどもこのアヌラーダプラの遺跡の周辺には、涼しくて美味しい飲み物を飲めるよなお店はありません。

そのため「休憩したい」と思ったら、遺跡の入り口手前にある露店で飲み物やアイスを買ってそこら辺で座って休憩する以外ありません。

車での移動であればエアコンのある車内で涼むことができるので、車移動はその点ではおすすめかもしれません。


3. 一泊千円の宿のクオリティー

3−1. 一泊二人でRs.4000 (約2000円) “Villa DeLorenta”


Villa DeLorenta 外観

かなり美しい外観をもつこのヴィラは、なんとお値段一泊二人で2000円!?!?

冷蔵庫とエアコン付きの部屋

一日目はここよりも激安の部屋で一人500円。クーラーがなく、シャワーも水で、虫も多くかなり劣悪な環境だったので、二日目はもう少し金額を上げてみようと友人と話し合った結果選んだのがここでした。値段を少し上げただけですが、ほっとシャワーが出るし、部屋に虫はほとんど出ませんし、バルコニーから見る夕暮れが美しかったです。

トイレとシャワー室


こんな風にトイレとシャワールームが区切られているバスルームは意外と少ないのがスリランカ。もちろん高級ホテルに泊まれば区切られているのが当たり前ですが、一泊一人3000円ほど出しても区切られていないホテルは多々。もとより日本でホテルに泊まったら安くても5000円ほどはするので何も言えませんが、、、。
スリランカで5000円のホテルを予約するとかなり豪華なロケーションに泊まれるので、そうゆう場所に泊まってみるのもお勧めです。

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