サッカースパイク スタッドの選び方
■はじめに
サッカーのスパイクを購入する際にスタッドの位置や本数を見ていますか?
同じメーカーでも位置・形・本数は全く異なります。
サッカーはプレースタイル、ポジションにより動きが異なるので、自分にあったスパイクを選ぶことがパフォーマンスアップにつながります。
野球での話ですが、、
スパイク(金具)を使用する選手(中学生から社会人まで)に、
何を基準にスパイクを購入するのか?とアンケートを取ったところ、
・メーカーで選ぶ
・足にあったもの
・値段
この三つが多く見られました。
野球スパイクは金具がついているので走る・止まる・踏ん張る・飛ぶなどの動きをサポートしてくれます。
ということは、金具によりパフォーマンスが変わるのです。
サッカーのスパイクのスタッドもメーカーにより、
位置
形
本数
これらが異なるので
どのようなスパイクを選ぶのかがとても重要になってきます。
このnoteは、スパイクを選ぶ際、プレースタイルにより選ぶ基準が様々だということを知っていただきたいので作成しました。
選手、保護者、指導者、トレーナー、医療従事者などサッカーに関わるたくさんの方々に見ていただければ幸いです。
■スタッドの位置・本数で考える、どの方向に強いのか
|前方の動きに強い
足趾の先の方にスタッドがついています。
この部分についていることで蹴り出す瞬間に足趾が効きやすくなります。
つま先の形・位置により母趾側で蹴り出したいのか、4・5趾で蹴り出したいのかが異なります。
|ターンに強いスタッドの特徴
前足部中央のスタッドが母趾・小趾球よりも後方にあります。
ターンする瞬間にスタッドがかかり踏ん張りが効きやすくなります。
その踏ん張りが次の一歩目に繋がります。
|内側での踏み込みに強いスタッドの特徴
内側に4つのスタッドがあることで地面との引っ掛かりが強くなり、踏ん張りやすくなります。
|外側での踏み込みに強いスタッドの特徴
外側に4つのスタッドがあります。
スタッドの形状や位置でも踏み込み方は変わってきます。
■スタッドの形・向きにより、どの方向へ動きやすくなるか
スタッドの形状・向き・位置はそれぞれ異なります。
どのメーカーも前後左右に動きやすいように作られていますが、動きを引き出す特徴は異なります。
●地面にかかりすぎたくない
●前足部全体で蹴り出したい
●内側・外側での蹴り出しを強めたい、補いたい
プレースタイルを把握することは、道具選びにも結びつきます。
■ターン・かかりをどう考えるか
ポジションにより動きは様々です。
さらにプレースタイルによっても足底のどの位置でターンするのかも異なります。
スタッドと地面との掛かり具合の好みも異なると思います。
スタッドの数が多ければその分グリップ力は強くなり、少なければ弱くなります。
|前足部中央のスタッドの位置の違い
■ポジションの特性からみたスタッド
■終わりに
足に合うスパイクも大事ですが、スタッドの位置や形状、本数なども比較して自分のプレースタイルに合ったスパイクを見つけてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、、
前足部外側につくスタッドの違いと、ジョーンズ骨折についてをnoteにまとめてみたいと思います。