にちかGRADを読んだマン
自己肯定感マイナスによる被害妄想と自傷癖のせいでWING編よりも痛々しくて正直見てられなかった。
冒頭はがっつりモノラル・ダイアローグスの続きから始まるので未読の人はそっち読んでからのがいいかも。
GRADあらすじ:
家で流れてるテレビと今の自分の現状を重ねながら漠然とアイドルとして自分の枠が無くなっていくことに怖がるにちか。
持ち番組の空いた枠を使ってしばらく活動を休もうとPは提案するけど、今休んだら仕事が無くなるとにちかは反発。結果、空いた時間を使ってひたすらトレーニングを繰り返す。
そんな中にちかが勝手にGRADに応募。
事務所に連絡が入って気づいたシャニPが、やりたい事があるならやろうとGRAD出場を決意。
しかし、Pはにちかのトレーニングが体を鍛えるためじゃなくて、ただただ体を痛めつけるだけの行為だと気づく。(にちかはサイズの合ってないヒールでひたすらダンスのステップを繰り返し練習してた)
自分の枠が取られて人から忘れられて死んだように生きるのが怖いと思っていても自分から逃げ出すことも出来ず、本番で失敗して周りから終わりの烙印を押されたいって感情に気づいたシャニPは「GRAD決勝に裸足で出てくれ(わざと失敗してきて欲しい)」とにちかにお願い。
Pのお願いを聞き裸足で決勝に臨むにちかに対して、Pは「今回失敗してもそれはにちかのせいじゃない。失敗しても俺が終わりじゃないってことを証明する」とにちかに宣言。にちかをGRAD決勝に送り出す。
本番後はGRAD優勝と敗退でコミュ分かれますがエンディングに違いは無いので割愛します。(自分は優勝バージョン見ました)
エンディング:
Pはにちかにこの靴と一緒にアイドルとして進んで欲しいってお願いをして新しい靴をプレゼント。
にちかは自分の出番が減っても変わらず受け入れてくれる番組スタッフを見て、居場所は無くならないと一安心。(ここの笑顔良き)
八雲べに関連の不穏な雰囲気を醸し出しつつも、改めて美琴はルカに渡さないと決意してGRAD編終わり。
感想:
モノラル・ダイアローグスでようやくシーズのこの先が掴めそうだったのに、なんでこの子こんな顔面曇らされてるの???
ってか、凡人で200%の努力しないと周りに追いつけないって言ってる子なのに、美琴の前相方とか社長の黒歴史とか色んな業を背負わされすぎじゃない???
自傷行為で破滅して逃げようとするにちかに、「1回失敗してくれ。それでも終わりじゃないって証明する」って言うシャニPはさすがの一言。
今回新しい靴がプレゼントされたことで、Wingsであった「靴に合わせる」行為から完全に解放されたってことなのかな。
にちかがちゃんと笑顔でアイドルやれる日が早く来て欲しいなーって思いました...( = =)